2015-05-21 第189回国会 参議院 法務委員会 第12号
オウム真理教につきましては、アレフと名のる主流派とひかりの輪と名のる上祐派を中心に活動しておりますが、両派とも依然として麻原彰晃こと松本智津夫及び同人の説く教義を存立の基盤とするなど、その本質に変化はないというふうに認識しております。また、いわゆる団体規制法に基づき、無差別大量殺人行為に及ぶ危険性が認められるとして観察処分に付されているものと承知しております。
オウム真理教につきましては、アレフと名のる主流派とひかりの輪と名のる上祐派を中心に活動しておりますが、両派とも依然として麻原彰晃こと松本智津夫及び同人の説く教義を存立の基盤とするなど、その本質に変化はないというふうに認識しております。また、いわゆる団体規制法に基づき、無差別大量殺人行為に及ぶ危険性が認められるとして観察処分に付されているものと承知しております。
○有田芳生君 上祐史浩元幹部が自分が行ったこと全てを語っているとは私は思いません。サリン製造計画、最初の責任者は彼ですし、麻原彰晃との会議の中でも、これは裁判でも明らかになっておりますけれども、尊師、サリン七トンから作るんですねということに対して、麻原彰晃が、いや、七十トンからいくんだというような会話がなされた、そのときの責任者が上祐史浩元幹部だということ。
○有田芳生君 上祐派と表現されましたけれども、それはかつてのオウム真理教、麻原彰晃の教えというものを隠していると、そういう評価をされましたけれども、その根拠というのは具体的にどういうものがあるんでしょうか。
○岩永分科員 オウム真理教、テロ事件を起こしたオウム真理教と、主流派そして上祐派と呼ばれるところの現在の団体が同一の団体であるという御認識をいただいているというところでございました。 当時、公安調査庁が処分請求されたいわゆる破防法というものがございました。
○尾崎政府参考人 地下鉄サリン事件当時は、オウム真理教は、麻原彰晃を組織の頂点に位置づけ、麻原に対する絶対的帰依を標榜していたところでありますけれども、現在、教団は主流派と上祐派に分かれて活動しているものの、両派ともに依然として麻原の影響下にあるなど、当時と同一の団体であると認識しております。
おっしゃるとおりでして、当時のオウム真理教と今のいわゆる主流派、そして上祐派と呼ばれる教団の関係性というところをどのように考えていらっしゃるかということを、少しお伺いできればと思います。よろしくお願いします。
○尾崎政府参考人 お尋ねのとおり、アレフ、上祐派、大きく二つに分かれております。 この間の立入検査で判明した事柄を若干申し上げますと、アレフに関しましては、非常に麻原回帰ということで、麻原に対する個人的な絶対的な帰依、これを強調するような方向に動いているということでございます。
○政府参考人(尾崎道明君) 大きく分けまして、オウム真理教はアレフ、主流派及びひかりの輪、今これは上祐派とも称されておりますけれども、この二つに分かれております。いずれも全国各地に多数の信徒と施設を擁しまして、組織勢力の拡大に向けた動きを活発に展開しておりますので注視しているところでございます。
○千葉国務大臣 オウム真理教の現状について、公安調査庁においては、その実態解明にこの間努めておりますけれども、主流派及び上祐派ともに活発な動きを展開しており、依然として麻原彰晃の影響下にあるなど、本質的な危険性を引き続き保持している、こういう認識のもとで対応をさせていただいていると承知しております。
一方、上祐派でございますけれども、脱麻原を標榜してはおりますが、そういうことで、表面上、麻原の影響力の払拭を装ってはおりますが、その目的や組織構成などからいたしまして、本質的な危険性を保持していると見ております。
その後、平成十六年の末以降、組織運営をめぐりまして主流派と上祐派との対立が続きましたことなどから出家信徒の脱会が相次ぎまして、その結果、出家信徒約五百人、在家信徒約千人の合計千五百人に減少していると見ているところでございます。
○柳政府参考人 オウム真理教につきましては、昨年の五月に上祐派が脱会いたしまして、新団体ひかりの輪を設立したところでございます。 信徒数につきましては、主流派でございますアーレフ及び上祐派でございますひかりの輪の両方合わせまして、出家約五百人、在家約千人の合計千五百人、それから施設数は、十五都道府県下に二十九カ所の拠点施設を保有していると承知しております。
○辻委員 昔、ああ言えば上祐という人がいましたよ。その人が国民から信頼されていたのかどうなのか、皆さんよく御存じだと思いますよ。ああ言えば平蔵じゃ、これはまずいでしょう。 そんなとってつけたことを言うのではなくて、これは公職選挙法百四十六条の関連でどうなのかということを質問されることを予測して、この間あなたは、これは平和とか平成なんだというふうにおっしゃったんですよ。
とりわけ、上祐史浩中心の体制から複数の幹部信徒による集団指導体制に移行してからは、信徒に対して一段と麻原回帰の指導を強めている状況が認められます。 こうした状況を踏まえ、当庁におきましては、国民生活の平穏を含む公共の安全の確保のため、引き続き同教団に対する観察処分を厳正に実施し、教団内における不穏動向の早期把握に努めるべき状況にあると認識しております。
ですから、私は、そういう意味では……(発言する者あり)本当、ああ言えばこう言うの上祐のようなことを総理が言われないようにしてください。いいですか。 この問題も、率直に申し上げて、今度の新しい盧武鉉大統領が誕生して、金大中大統領と同様な、いわゆる太陽政策の継続ということを言っておられます。
その後、委員御指摘のように、平成十二年の一月にアレフと名前を変えまして、現在は上祐史浩というのが代表となっておりまして、開かれた教団であるということを喧伝するなどの行動に出ております。 しかしながら、教団内部におきましては、麻原彰晃こと松本智津夫が使っておりました教義というものをいまだに継承しているわけでございまして、信者はこの教義を繰り返し学習しているというのが現状でございます。
そして最後に、オウムの権力構造についてお尋ねしたいと思いますが、麻原が収監をされている、上祐が出所してから組織もかなり変わったようでありますけれども、組織内の権力構造というのは現在どうなっているのか、お尋ねをします。
○書上政府参考人 委員御指摘のように、上祐史浩が、平成十一年の十二月に出所して以来現在までの間、教団の事務的な運営の中核になっておるわけでございます。
同じく、教団は東京都内に九拠点施設を保有しており、とりわけ世田谷区南烏山に所在する施設には上祐史浩ら幹部が居住し、同施設は教団の組織活動の中心拠点として使用されておる状況でございます。 以上でございます。
小渕総理、お聞きのように、法律でぴしっと決まっていることもちゃんと守らず、それを守らないことについて、ああ言えば上祐じゃないけれども、ああだこうだああだこうだとこうおっしゃって、そしていよいよ詰められたら、これは一般論でございましてという、そういうけじめのなさなんですよ。 そこで、小渕総理、あなたに聞きます。 古川秘書官は官吏服務紀律に違反していたんじゃありませんか。
例えば、公安審査委員会による意見聴取直前の一月十八日には、「抜本的教団改革(事件に関する総合的見解表明及び抜本的教団改革の概要)」なるものを文書で発表しましたが、この中で、昨年十二月三十日に正大師を返上したと発表された被請求団体幹部上祐史浩が、依然として被請求団体を代表する形で、「教団執行部の見解として、麻原開祖が一連の事件に関与したのではないかと思われるという認識で一致した」、「麻原開祖は、天才的
○木藤政府参考人 オウム真理教の意思決定の仕方につきましては、従前は村岡達子ほかの正悟師クラスの幹部信徒によって構成される長老部が全体の意思決定に当たっておりましたが、昨年十二月二十九日の上祐史浩の出所以後は、同人が以前の長老部の構成メンバーを主導する形で意思決定の中心的役割を果たすようになったものと認識しております。
ただいま公安調査庁の長官から観察処分に至るまでの経過の説明があったわけでありますけれども、現在のオウムにおける意思決定はどのような形で行われているのか、上祐が出所する前と後ではどのような変化があったのか、まず最初にお尋ねをします。
実は、上祐が、昨年の十二月二十九日に広島刑務所から出所して、今、私どもの横浜市にある教団の施設に住み続けておるわけでありますけれども、地域の住民の人は実は大変な迷惑をしております。右翼の街宣活動やあるいは見物人、二十四時間の人の出入り、マスコミ、また機動隊の人たちは、この寒いのに二十四時間態勢ですから、大変な思いで警備に当たっていただいております。
○福島瑞穂君 参考人の浅野健一さんが、一人の人間が、上祐さんが出所をすると、彼が出所をする前に国会で立法すべきだという形で国会は立法すべきではないということをおっしゃいました。私もそれはそのとおりだというふうに思っています。年内に施行する、それに合わせて急いで急いでというふうに言われますけれども、それはやっぱりおかしい。
一部の新聞報道によりますと、法務省の幹部が自分の名前を明らかにしないで、この二つの法案はオウムの広報部長であった上祐氏が出所する前に施行したいというコメントをしております。一人の人間が刑務所から出てくる、そのために法律を準備するという国が果たして民主主義的な国だというふうに言えるでしょうか。
○江川参考人 今の御質問の趣旨は、ロシアとの関係があるのかどうかということをまずお聞きだというふうに受けとめますが、強制捜査が始まって以降、オウム真理教は国内のことに対応するのに精いっぱいで、上祐史浩がたしか緊急対策本部長というのをやっていたときに、ロシアはいわば切り捨てるような形になったというふうに当時ロシアにいた人からは聞いております、自分たちは切り捨てられたということで聞いておりますので、組織
そればかりか、かの上祐、すなわち、ああ言えば上祐、こう言えば上祐と言われたオウム真理教の大幹部上祐史浩が、この十二月には出獄し、再び活動を始めようとしております。 このように、十年前から始まったオウム教団の関連の事件が今なお一向に解決していないばかりか、新たな進展すら予想させる姿を見て、世間は一層の不安と恐れを募らせているのです。